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中野通 富ヶ谷店ブログ

  • 小さな湯旅/最終回

    2021年12月15日

    物心ついた時から寝台列車に乗って日本中の寺社仏閣を旅させられていました。

    というのは、イヤイヤ連れていかれたとういう気分でしたから。

    でも、今になっては同じ行程をせっせせっせと旅してくれます。

    それもとても懐かしい思い出。ローカル線や夜行バスに揺られながら

    ひたすら旅する日々になりました。

    「人はなぜ旅をするのか」何度も問い続けられた質問でしょう。

    表向きには「失われつつ湯を求めて」ということになりますが、

    どんな旅を重ねても地球は美しいものに溢れています。

    美しいものは景色だけではありません。四季の移り変わる太陽や雲や月や

    星、川の流れや山の色の変化。そして季節ごとの野菜や果物や郷土料理。

    人々のお国なまり。数えきれない美しいものを心にたくさんたくさん

    つめ込んでまた旅が続きます。

  • 小さな湯旅/筋湯温泉♨

    2021年11月22日

    老後に住みたい町のナンバーワンが大分の別府です。

    とにかく大分は温泉県。いたるところに温泉マーク、そして湯けむりただよう情緒あふれる町です。

    ここから由布院を越えて久大本線で豊後森へ。この間まで大雨の影響でずっと通れませんでした。

    そこからコミュニティバスを乗り継いでうたせ湯で有名な筋湯温泉にたどりつきます。

    ここは九州の北海道と言われるだけあって10月でもストーブなしでは過ごせません。

    標高1000mというだけあって途中の山々は少し色づいていました。

    透明な柔らかい弱アルカリ泉の本物のかけ流し。

    源泉は高めですが、南の方は程よい湯加減で長湯を楽しめます。

  • 小さな湯旅/羽黒山からの湯田川温泉♨

    2021年10月11日

    新宿からの夜行バスに乗って新浮からの始発の村上行きの列車にのりさらに鶴岡へ。

    ここからバスで1時間ほどで山岳信仰の山、羽黒山の入り口につきます。

    2500段の石段を登り始めると、10分ほどで国宝の五重塔につきます。

    新浮出身の私は子供の頃から毎年のように上った思い出の山。

    途中この坂を超えたところの茶屋で一服。

    名物、力餅を頂きます。

    およそ1時間程で頂山の神社へ。

    日本人は古くから山の神様に感謝しながら日々を暮らしていたのだと思います。

    帰りは源泉100%かけ流しの湯田川温泉へ。

    肌に優しくなめらからアルカリ泉で、少しだけ疲れた足をリラックスさせます。

     

  • 小さな湯旅/姥湯♨

    2021年8月24日

    ここは福島と山形の県境。

    まさに秘境駅と呼ぶのにふさわしい峠駅からさらに登って標高1300mの秘湯の一軒宿です。

    ぺパミントブルーの白濁泉はまさに極上のかけ流しです。

    まさに大自然!!

    川のせせらぎ、鳥のさえずり、うるさいほどのセミの鳴き声。

    言葉は何もいりません。自然の流れに身を任せて一人湯につかり、流れる雲をながめて

    ただゆっくりと時の流れを感じて下さい。

  • 小さな湯旅/栗の岳♨

    2021年7月12日

    ここは鹿児島。

    空港近くの妙見♨から人吉方面へ。

    途中築100年近い木造の嘉例川駅を通ります。

    一日2本のバスで山道を8㎞程登ります。

    ようやくたどりついた一軒宿。

    泥湯の硫黄泉はほどよい温度でやさしく肌にまとわりつきます。

    湯底にしずむ泥をまさくりながらの泥パックは密かな楽しみ。

    裏の山を少し登れば湯煙もくもくの地獄巡りができます。

    大自然の湯に包まれた宿です。